開館時間が延長され、早朝から夜遅くまで様々な人が思い思いの時間を過ごす図書館。今号では図書館の外回りや地域に目を向けて、非常時につながる光環境や有害生物対策、転倒・転落事故の予防に向けた環境整備、また「成熟社会となった今日求められる公共空間」といった視点から、より安全で快適な外周環境についてお届けします。
設備事例は、福島県本宮市立しらさわ夢図書館(分館:本宮市中央公民館図書室)の、東日本大震災、新型コロナウイルス感染症、東日本台風災害復興のご苦労、そしてさらなる挑戦についてご執筆いただきました。

資料紹介は、デンマークの先進的な建築事例がなぜ実現に至ったのか追求する材料が詰まった『デンマークの建築 サステナブルで快楽的なデザインで社会を導く』、そして認知症になって物事を記憶することが難しくなっても、それぞれの人に適した環境の工夫でこれを補うことができる具体例が満載の『認知症の人を支えるデザインのちから からだとこころの変化を補い、暮らす環境を整える』です。是非ご覧ください。

LISN207号 (2026年3月)
特集:図書館などの外周環境
小林 茂雄(東京都市大学 建築都市デザイン学部 教授)
「図書館における日常と非常時をつなぐ光環境のデザイン」
岩田 泰幸(公益財団法人文化財虫菌害研究所))
「図書館などの施設外周の有害生物対策」
牧迫 飛雄馬(鹿児島大学学術研究院医歯学域・医学系 教授)
「図書館の周辺環境を考える」
浅野 房世(一般社団法人日本園芸療法学会 代表理事/元東京農業大学教授)
「公共空間としての癒しの庭」
設備事例
柳沼 志津子(本宮市立しらさわ夢図書館 館長)
「本宮市立しらさわ夢図書館(分館:本宮市中央公民館図書室) あの日からの復旧・復興・そして、
これからの図書館−「読書の街もとみや」の挑戦−」
資料紹介
デンマークの建築 サステナブルで快楽的なデザインで社会を導く
認知症の人を支えるデザインのちから からだとこころの変化を補い、暮らす環境を整える
製品紹介
資料整理用カゴ台車/A-ブックシート