やらなければならないことが山積しているとき、怪我をして痛みを伴うとき、苦手を克服しようと頑張っているけどしんどそうな子どもに気付いたとき―。とらえ方や意識を変えてみることで、それまでと異なる一歩を踏み出せるかもしれません。LISN203号では、ポジティブ心理学の研究者や実践インストラクターの方から、ポジティブ心理学を取り入れた行動や図書館での実践例をご紹介いただきます。

科学的な根拠に基づく心理学の一分野「ポジティブ心理学」をテーマに、図書館や日常における実践、歴史と概要、教育の場での取り組み、リハビリテーションや日常での心がけ、関連の書籍などについてお届けします。連載:現場から考える図書館~大学の授業で伝えてきたコト の第3回は「図書館のホスピタリティを考える」です。館内案内サインやスタッフの印象などについて考えていきます。

資料紹介は、美しい絵とともに図書館の歴史を伝える『絵で見る日本の図書館の歴史』です。図書館の変遷とともに、ネット社会の今日どのように情報を探すのか、また図書館をどう利用していくか改めて考える機会を与えてくれます。製品紹介では、目やからだにやさしい新しい照明「OLEDデスクライト スタディ スリム」をご紹介します。
LISN203号 (2025年3月)
特集 「『ポジティブ心理学』を日常に取り入れる」
井上 昌彦(関西学院大学図書館事務部 運営課 課長)
「ポジティブ心理学とマイ・ミッション」
西垣 悦代(関西医科大学医学部心理学教室 教授)
「ポジティブ心理学とウェルビーイング」
伊住 継行(岡山大学学術研究院教育学域 講師)
「教育におけるポジティブ心理学」
島井 哲志(関西福祉科学大学)
「リハビリテーションにポジティブ心理学を活かす」
連載 : 現場から考える図書館〜大学の授業で伝えてきたコト
・吉田 倫子(立教大学兼任講師/日本図書館協会認定司書第2090号)
「第3回 図書館のホスピタリティを考える」
資料紹介
絵で見る日本の図書館の歴史
製品紹介
OLEDデスクライト スタディ スリム